マッケンチーズ

うちにはテレビがないので、滅多にテレビは見ないんですけど、今日たまたま見た番組で、アメリカのケンタッキーフライドチキンで超人気のサイドメニューのマッケンチーズ、って言うのを紹介されてて、何ですかコレ?って思いながら見てたら、なんでこたーないマカロニチーズ。

茹でたマカロニをチェダーチーズに絡めただけの食べもので、どちらかと言うとアメリカ人好みのジャンキーで大味な食べものです。

私もこれ食べたんですよ、ホーチミンで。

えー、あれは35歳くらいの頃かな?空前のベトナム雑貨ブームが到来したんです。

その頃私、雑貨屋さんの店長さんだったんだけど、アジアン雑貨にはまったく関心がなくて、それで一山当てようとかってスケベ心はまったくなくて、古いフランス領時代の建物とか見たかっただけで、ベトナム雑貨の買い付けの人たちにくっついてホーチミンに行ったんです。

あー、もう彼女たちの買いっぷりはすごかったですよ。

アオザイ一気に20着オーダーとか。

ホーチミンで一番有名な観光市場のベンタイン市場にも毎日通って、あーでもないこーでもないって雑貨の買い付け。

私もそれに付き合ってたんですけど、バケイションで来ているのに買い付けの付き合いばかりじゃかわいそうってことになって、私は1日自由な日が与えられたんです。

よっぽど自由な1日がうれしかったんでしょ?その夜の2時から翌午後2時までお腹こわしてたんです。

午後2時過ぎ、出すもん出し切ってフラフラの体で、ホテルの近くにファーマシーがあったのを覚えていたのでそこに行って、私はお腹をこわしてると説明したら、お店のオバちゃんが身振りで手を出せって言うんです。

なんか正露丸的な薬の箱でも出してくれるのかと思ったら、私の手のひらに錠剤を一粒乗せて、飲め、って。

え〜、ちょっと待ってよ、せめて薬のパッケージ見せてよ?って思ったんですが、いざとなっても1日100USドルのギャラが支払われているガイドのギアさんもいることだし、ここで死ぬようなことはないだろうと、手のひらの錠剤を飲みくだしたんです。

それからすぐ近所のホテルに一度帰ろうとしたら、マッサージパーラーの客引きのおねーさんに捕まっちゃったんです。

私は女性だから必要がない、って夜のムードムンムンのおねーさんに言ったんですけど、レイディーOKね、みたいな感じで腕絡めてくるし、仕方ないからマッサージパーラーに入ったんです。

白いピタT、ピンクのミニスカがユニフォームのガールズが4人ががりでマッサージしてくれたんですけど、ガールズ力があり過ぎて、私の足は見る見るうちにブス色になってしまって。

暗い店内にはもうひとりの日本人男性客がいて、若い彼はリアルではモテないんだろうな?マッサージのガールズに囲まれてハーレム気分だったんでしょ?カタコトの日本語を教えたりしてて舞い上がってましたよ。

ようやくマッサージが終わって、ガールズそれぞれにチップ渡して、つい目と鼻の先のホテルに戻ったら猛烈にお腹が空いて来たんです。

どこかに食事に出かける体力がなかったので、ホテルのレストランに行ったんですけど、ディナーにはまだ早いスナックタイムだったので、食べられそうなものがマッケンチーズくらいしかなくてそれ食べたんですけれど、正直言って味気ないものでした。

お腹こわした後だったから、あのくらいのものでよかったんでしょうけれど、ホテルの近所のイタリアンに自分史上最高においしかったラザニアがあったので、あっちに行けば良かったと、心の中では大ブーイングでした。

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